Go 1.17 が 2021年8月16日にリリースされました。
大きな変更点としては、
Windowsにおける64ビットARMアーキテクチャのサポート
でしょうか。
「Go 1.17」がリリース、Windowsにおける64ビットARMアーキテクチャのサポート追加など – 2021/08/18
https://codezine.jp/article/detail/14688
Go 1.17 is released
https://blog.golang.org/go1.17
Downloads – golang
https://golang.org/dl
Go 1.17 milestone
https://github.com/golang/go/milestone/163
Go 1.17 Release Notes
https://tip.golang.org/doc/go1.17
Go 1.17連載が始まります: コンパイラとgo mod – Future Tech Blog – 2021.08.10
https://future-architect.github.io/articles/20210810a
Go1.17のencoding/csv – Future Tech Blog – 2021.08.11
https://future-architect.github.io/articles/20210811a
Go 1.17のtesting新機能 – Future Tech Blog – 2021.08.12
https://future-architect.github.io/articles/20210812a
Go 1.17からの負のruneの扱い – Future Tech Blog – 2021.08.17
https://future-architect.github.io/articles/20210817a
そのほかに Future の方が Go 1.17 について連載するそうです。
8月18日 辻大志郎 go get
8月19日 宮崎将太 New warnings for Is, As and Unwrap methods
8月20日 市川燿 sync/atomic
インストール
macOS の方は以下のコマンドでインストールできます。
% brew install go
インストール済みの場合は以下のコマンドでアップデート
% brew upgrade go
無事 1.17 に upgrade されました。
% go version go version go1.17 darwin/arm64
その他
さらに、Go 1.17 リリースパーティが2021年8月20日に行われました。
Go 1.17 リリースパーティ
https://gocon.connpass.com/event/216361
Go 1.17 リリースパーティ – 2021年8月20日
Remo というオンラインイベントツールで行われるそうです。
Remo よりリアルに近いオンラインイベントを
Remoは懇親会や会議、セミナーが、簡単に開催ができ、参加者同士は自由な会話が楽しめるオンライン交流ツールです
Remo
https://jp.remo.co
以下の go 公式 blog によると、1.17 でジェネリクスの実装が一部入るという話がありましたが、
The Next Step for Generics – 16 June 2020
https://blog.golang.org/generics-next-step
でも、1.17では正式に見送られました。Go 1.18 beta に入ると言われています。
A Proposal for Adding Generics to Go – 12 January 2021
https://blog.golang.org/generics-proposal
Go 言語にやってくる Generics は我々に何をもたらすのか
https://zenn.dev/mattn/books/4c7de85ec42cb44cf285
lazy module loading は、1.17に入りそうです。
lazy module loading
https://github.com/golang/go/issues/36460
以下の記事によると、ARM windows 10 の go サポートが追加されるようです。
「Go」プログラミング言語が「Apple M1」チップをネイティブサポート
https://japan.zdnet.com/article/35166672
Golangプロジェクトによると、まだ64ビットARM上で「Windows 10」にはネイティブ対応していない。しかし、「Surface Pro X」でネイティブに動作させるのが次の目標だという。これまでのスケジュールから判断すると、9月頃にリリースされる見通しの「Go 1.17」では実現するかもしれない。
以下の記事によると、1.17 でレジスタベースの関数呼び出し規約が入るそうです。
Go 1.16連載が始まります
https://future-architect.github.io/articles/20210207
1.16でレジスタベースの関数呼び出し規約が入ってパフォーマンスアップというのを報じるメディアもありましたが、それは1.17に先送りされたようです。
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