みなさん、ゼロからOS作っていますか?
パソコンのことを真に理解したいなら、OSを自作するのが一番です。
といっても、何もない状態から作る必要はありません。
先人が苦労してまとめた結果があるので、その手順に沿って作ればいいだけです。
それだけで、コンピュータアーキテクチャのほとんどを理解できると思います。
そういう本が 2006年に発売していました。
30日でできる! OS自作入門 – 2006年3月1日
これは、とても有用な本なんですが、いかんせん、内容が古いし、動かす環境も古いので、再現するのにちょっと苦労します。
しかし、15年の時を経て、最新アップデート版と言える、書籍が発売されました。
ゼロからのOS自作入門
ゼロからのOS自作入門: 2021年03月22日発売日
https://book.mynavi.jp/ec/products/detail/id=121220
MikanOSはUEFI BIOSにより起動してIntel 64モードで動作、ページングを用いてメモリ管理を行い、USB3.0ドライバを搭載。ウィンドウシステム、プリエンプティブマルチタスク、ファイルシステムを持つOSです。これらの専門用語の意味もOSを作りながら解説します。MikanOSは C++ で記述します。数百行程度のプログラミング経験があれば無理なく読み進められるはずです。
2006年当時は、UEFI とか Intel 64 とか存在してましたけど、今日ほどメジャーじゃありませんでしたからね。
当時は レガシーBIOS とか x86 (32bit) がまだまだ主流でした。
現代のモダンなPC環境で、また0からOS作りをしてみようではありませんか。
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